2020.11.27
本稿では、PFA成形チューブ内表面に存在する球晶の凹凸に起因した表面粗度について、非接触で精度の高い表面形状観察手法である白色干渉顕微鏡を用いて評価を行った結果についてご紹介いたします。
本検討では球晶によって形成される溝に着目し、その溝が単位面積当たりに占める体積を求めることで定量化できることを見出しました。
本方法を用いた評価結果から、PFA樹脂銘柄ごとに溝の体積は異なり、また球晶が小さくなるほど溝の体積が小さくなること、さらに成形条件によって溝の体積が異なることが明らかとなりました。
詳細は添付ファイルをご覧ください。