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会社情報

FACILITIES拠点

テクニカルセンターTECHNICAL-CENTER

概要 / 特色

住所

〒424-8631  静岡県静岡市清水区三保3600
TEL 054-334-2225(代表)

敷地
5,000m²
機能
研究開発・技術サービス
主要設備
クリーンルーム、洗浄試験器、分析機器、重合・造粒試験背淵、成型機
テクニカルセンター所在地
テクニカルセンター

1988年に技術サービス研究所と研究開発機能を統合して、テクニカルセンターを設立しました。
製造部門との緊密な関係を重視し、清水工場と同一敷地を設立場所としました。組織面等の改善を続け、研究開発、技術開発、生産、技術サービスが集約、そして一体化された形で、お客様の声を中心に緊密な協働を行ない、研究開発からスムーズな製品化及びお客様での問題の迅速な解決を実現しており、更なる向上を目指します。

弊社はデュポン社の技術をベースとし、創立以来50年余り、最先端の或いは、グローバルで活躍する企業がひしめく日本マーケットのお客様に、高機能を有する商品と技術サービスをそれぞれの時代のニーズに合わせてご提供してまいりました。
技術サービスについては、当初は日本のお客様が対象でしたが、弊社の製品がアジア地区で販売されるようになったことで、アジア地区もその対象とし、アジア地区のお客様にも喜んでいただいております。研究開発については、フッ素に軸足を置いた研究開発を中心に、それ以外の研究開発まで、自由な発想で取り組んでいます。また、近い将来の開発は、主力製品である、フッ素樹脂テフロン™、フッ素樹脂テフロン™塗料、およびフッ素ケミカル製品の関連が中心となり、遠い将来のための研究開発は高い自由度をもって進めています。お客様のニーズを満たすための研究開発は、弊社が、お客様からいただいたVOC(お客様の声)を起点に、ケマーズ社の技術力等も活用し、弊社が主体的に行なっております。

我々が開発した製品は、ケマーズ社を通して、グローバルに供給しております。弊社の製品は最終製品ではないので、目に触れる機会は少ないのですが、各分野の先端の技術の実現に貢献しています。

今後も、お客様に満足いただけるベストソリューションをご提供し、より大きな貢献を致したく、研究開発・技術サービスに取り組んでまいります。

01

技術サービスは
日本からアジアまで

アジアからの人々へのトレーニング

弊社設立当時、私共は弊社製品の活用のためには、技術サービスが鍵であると考え、スタートしました。
1965年には清水工場の竣工と同時に技術サービス研究所を開設しました。
フッ素樹脂及び冷媒等のフルオロカーボンの先進国であるアメリカの最新情報、最新技術を日本のお客様へご紹介することで、活用のお手伝いをさせていただき、用途の拡大に大きく貢献しました。以来、お客様及び弊社の経験の積み重ねで、技術サービスの内容は変化していますが、技術サービスに関する考え方は変わらず、日本のお客様に満足いただいております。
アジア地区で弊社製品が販売されるようになり、アジア地区からの要望で、技術サービスの範囲をアジア地区まで拡大しました。
その結果、アジア地区の技術サービスの中心としての役割を果たしております。

02

VOCから研究開発へ

電子顕微鏡

弊社は全社でシックスシグマを採用しており、研究開発も例外ではありません。
シックスシグマの基本はVOC(Voice Of Customer:お客様の声)です。我々の研究開発の多くはVOCから始まります。
シックスシグマのシッカリしたプロセスと研究者の柔軟な発想で、効率の良い研究開発活動を通して、ユニークで世の中に貢献できる技術・製品を環境意識を持って、開発することを目指しております。
研究開発のモットーは、3F(Fast, Flexible & Focus)の実現であり、研究員・技術員も、日本のみならず、アジア各国の出身者で構成され、より良い結果のために、大学等との共同研究等も積極的に行ないます。

03

研究開発から生産へ

研究開発の結果を良い製品とするため、研究開発の完了前から工場側に所属しているプロセス技術・生産技術の担当が協働を開始し、製品製造へと動き始めます。一方で、ISO9001で定めたお客様での評価プロセスで、開発品がお客様の求められているものであることの確認を行ないます。このプロセスでは技術サービス部門が協働します。

物作りは日本の製造業の強みですが、我々もケマーズ社の中でモノ作りに関しては、他工場に優ると自負しております。特に、品質については、ベストであり、競合他社にも負けないと信じています。研究開発、生産、技術サービスの緊密な協働の成果の一つです。

04

技術面でのケマーズ社との
緊密な関係

テクノロジーコンファレンス

デュポン社との弊社設立時における技術面での協力、及び現在ではケマーズ社との緊密な関係が、お客様・社会へ貢献する弊社の技術力の向上のドライビングフォースの一つです。
設立当初は情報を受け取ることが中心でしたが、現在では、我々から技術情報を発信することも増え、共同研究、情報共有、相互支援などを日常レベルで行なっております。
相互訪問、研修などを通して作られる強い人間関係が、スムーズなコミュニケーションの一助となっています。
1年に一回行なわれる弊社のテクノロジーコンファレンス(Technology Conference:技術発表会)には、米国ケマーズ社からのグローバル・テクノロジー・ディレクター、グローバル・ビジネス・ディレクターを含む多くのケマーズ社のマネージャ達が米国、ヨーロッパ、アジア、日本から参加します。

05

弊社開発製品の貢献

ますます便利に、快適になっている我々の生活は、各分野の技術開発によりもたらされており、弊社の開発した製品も、それらの先端の技術開発の実現に大きく貢献しております。
例えば、自動車のエレクトロニクス化は大きな流れであり、燃焼のコントロールに欠かせない酸素センサーのケーブルに弊社の開発した高性能のテフロン™が使われています。
半導体は今やコンピュータ関連のみではなく、デジタル家電、携帯電話、自動車等に広く使われております。弊社の開発した高純度のテフロン™が半導体の製造設備に使われ、高性能半導体の安定生産に貢献しております。ハードディスクは記憶容量の増大でコンピュータ関連以外にビデオ等へ用途が広がっており、弊社の開発した高品質のバートレル™は高記憶密度ハードディスクの製造工程で使われています。
レーザープリンターが普及し、高速化とカラー化が進んでいます。弊社開発のフッ素樹脂粉体塗料は、紙と接するロールの塗装に使われ、レーザープリンターの高性能化に貢献しています。

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