低分子量PTFE（添加剤）

耐熱性
難燃性
耐薬品性
耐候性
滑り性
防汚性
電気特性
撥水・撥油性

OUTLINE 製品概要

コーティング（塗装）とは素材の表面に膜を形成することにより、素材を保護して寿命を延長したり、素材が持たない特性を付与したりすることを目的としています。塗料にはさまざまな種類のものがありますが、弊社ではフッ素樹脂が持つ優れた特性を活かし、撥水性、耐薬品性、耐食性、純粋性などのさまざまな優れた特性をあわせ持つフッ素樹脂塗料を製造・販売し、お客様のさまざまニーズにお応えしています。

PRODUCT LIST 製品一覧

低分子量PTFE（添加剤）

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製品群	製品名	品番	MFR(g/10min)	Tg(℃)	比重	沸点	ASHRAE コード	成分(wt%)	GWP(AR4/AR5)	ASHRAE 安全分類	高圧ガス保安法分類	色	平均粒径(μm)	かさ密度(g/l)	濃度(wt%)	液比重	組成（重量％）	特徴・詳細	成形法	主な用途

※代表的な用途：ゴム、プラスチックへの添加
※崩壊性：TLP 10F-1あり、MP-1300-Jなし

FEATURE 製品特徴

TLP10F-1入り熱可塑性プラスチックの摩擦摩耗特性

材料	潤滑材		充填材		摩耗係数^*1 (×10^-6)	限界PV値(MPa・m/sec)			摩擦係数		相手金属の重量減^*2 (mg)
材料	種類	添加量 (vol%)	種類	添加量 (wt%)	摩耗係数^*1 (×10^-6)	0.05 m/sec	0.5 m/sec	5 m/sec	静	動	相手金属の重量減^*2 (mg)
	ー	ー	ー	ー	4.6	0.14	0.13	0.09^*3	0.14	0.21	0.0000
アセタール樹脂	TLP	5	ー	ー	2.8	>1.44^*4	0.36	0.11	0.12	0.18	0.0000
		10	ー	ー	2.1	>1.44	0.45	0.11	0.10	0.17	0.0000
		15	ー	ー	1.4	>1.44	0.45	0.2	0.07	0.15	0.0000
		20	ー	ー	1.2	>1.44	0.45	0.2	0.07	0.15	0.0000
	MoS₂	10	ー	ー	18	0.27	0.25	0.18	0.16	0.22	0.0000
	黒鉛	10	ー	ー	5	0.36	0.18	0.2	0.16	0.22	0.0000
	TLP	15	グラスファイバー	10	8.9	>1.44	0.28	0.11	0.17	0.23	0.0073
	TLP	15	グラスファイバー	30	14.2	0.45	0.43	0.29	0.20	0.28	0.0081
ポリカーボネート	ー	ー	ー	ー	178	0.02	0.02	0	0.81	0.38	0.0000
	TLP	15	ー	ー	5.3	>1.44	0.72	0.38	0.09	0.15	0.0002
	TLP	15	グラスファイバー	30	2.1	0.99	1.08	0.47	0.18	0.20	0.0048
66ナイロン	ー	ー	ー	ー	14.2	>1.11	0.09	0.09	0.24	0.0086	0.0081
66ナイロン	TLP	15	グラスファイバー	30	0.9	>1.44	0.99	0.29	0.10	0.18	0.0001
6ナイロン	ー	ー	ー	ー	14.2	0.11	0.09	0.09	0.22	0.26	0.0081
	TLP	15	ー	ー	1.1	>1.44	0.99	0.29	0.09	0.19	0.0001
	TLP	15	グラスファイバー	30	1.2	0.63	0.72	0.47	0.20	0.25	0.0014
スチレン-アクリロニトリル共重合体	ー	ー	ー	ー	213	0.02	0.01	0	0.28	0.33	0.0000
スチレン-アクリロニトリル共重合体	TLP	15	ー	ー	14.2	0.72	0.18	0.11	0.11	0.14	0.0000
含油ブロンズ	ー	ー	ー	ー	7.1	0.36	0.9	1.62	0.24	0.20	0.0016
PTFE	ー	ー	グラスファイバー	25	0.6	0.36	0.58	0.58	0.08	0.16	0.0018

*1 試験条件 P=0.28MPa V=0.25m/sec
*2 54時間後の相手金属の重量減
*3 5m/secにおける試験機の最小荷重限界値
*4 0.05m/secにおける試験機の最高荷重限界値

TLP10F-1入り熱硬化性プラスチック（フェノール樹脂）の摩擦摩耗特性

単位およびテスト条件		TLP10F-1					MoS₂	グラファイト
添加量	Vol%	0	5	10	15	20	10	10
内容	wt%	0	7.5	14.0	21.4	27.9	27.4	14.9
限界PV値 (MPa・m/sec)	0.05 m/sec	0.18	3.4	6.8	>14.4^*1	7.2	6.3	5.4
内容	0.5 m/sec	0.20	6.3	9.2	16.2	9.4	8.1	6.3
内容	5 m/sec	0.16	5.0	9.5	20.9	6.3	4.5	4.5
摩耗係数^*2(×10^-6)		142^*3	2.1	1.9	1.1	1.5	3.5	2.9
静摩擦係数 26℃、0.05MPa		113	0.73	0.68	0.32	0.36	0.76	0.69
動摩擦係数 26℃、0/05MPa、0.77m/sec		0.98	0.82	0.76	0.45	0.49	0.73	0.73

*1 試験機の荷重限界値
*2 平衡状態になったときの値を示す。平衡状態になるまでTLP10F-1の場合は、約48時間掛かる。（P=0.4MPa V=0.75m/sec）
*3 PV=30.6MPa・m/secはフェノール樹脂単体の限界PVを超えるため、この場合のみPV=3.06MPa・m/secで測定。試料は100メッシュ程度に粉砕した成形用フェノール樹脂にTLP10F-1をドライブレンドして成形した。