社長執行役員 丸山 剛

持続可能な
社会の実現に向けて

代表取締役社長 丸山 剛

5年間の振り返り

2019年にMCRC 2030 Goalsを設定してから5年が経過しました。目標に向かってこれまで様々な取組みを行ってまいりました。「活力に満ちた社会への貢献」においての人財の最大活用の取組み、「地球環境保護」においての水資源管理の取組み、「製品ポートフォリオの進化」においての持続可能性を実現するサプライチェーンの取組みは順調に進んでおり、着実に目標に近づいてきています。現在、多くの社内活動について仕組みやプロセスを見直し、再構築を行っており、これにより活動の加速と一層の改善に向けて継続して取り組む計画です。

企業文化の変革

私たちが目標に向かって進むためには、社員の優れた能力を最大限に発揮できる環境作りやマインドセットが重要だと考えています。新しいことにチャレンジする意欲や主体的に取組む姿勢、これらを活かして大きな成果につなげることにより、皆さんに笑顔をもたらせるよう企業文化の変革に取り組んでいます。社内外で活躍されている方による講演会を実施することで、様々な考え方や経験からの学びに触れる機会を積極的に取り入れました。また、エンゲージメント向上に向けて、有志社員による「変革チーム」を立ち上げ、ボトムアップの提案活動の取り組みも開始しました。社員の個性や能力を十分に活かすことのできる環境や制度作りをしていくことで、ありたい姿に近づくことができるよう今後も継続して取り組んでまいります。

私たちの存在意義とありたい姿

パーパス(私たちの存在意義)

フッ素化学を通して、夢のある社会の実現に貢献します

ビジョン(私たちのありたい姿)

社会が直面する課題に全社一丸となって挑戦し、未来を創造する会社

創立60周年を迎え、改めて私たちの存在意義とありたい姿について考え、昨年パーパスとビジョンを設定しました。「フッ素化学を通して私たちは何ができるのか?」「私たちは今後この会社をどのようにしたいのか?」について、全社の課題として時間をかけて検討した上で策定したものです。先人たちが築いてきた歴史を現在の私たちが未来にどう繋いでいくか、全社一丸となって向かうべく方向を定めました。会社としてのパーパス・ビジョンを部署ごとのパーパス・ビジョンに落とし込み、社員個人の活動が全てここに繋がっていることを認識できるよう啓蒙活動も行っています。2030年目標に向かってサステナブルな成長をすることで企業価値を向上させていくことが私たちの責務であり、今後もステークホルダーの皆様の期待に応えられるよう努めてまいります。